トナカイ角末には似たものとして鹿茸(ロクジョウ)というものがあります。
鹿茸(ロクジョウ)という素材はあまり耳にしたことがない人も多いと思いますが、これはシカの幼角を乾燥させた生薬のことです。
シカの角が精力アップに効果があるという話を聞いたことがあるという人も多いと思いますが、正にそれだと理解していいと思います。
鹿茸(ロクジョウ)の生薬が取れる鹿は梅花鹿と赤鹿の2種類の鹿で、そのため鹿茸(ロクジョウ)も2種類あることになります。
とは言っても基本的な効果効能に違いはないので、どちらのシカの角なのかというのは気にする必要はないです。
鹿茸(ロクジョウ)は中国では昔から貴重な生薬として利用されてきている歴史があり、中国最古の薬物学書などにもこの鹿茸(ロクジョウ)の記載があるので、伝統的な生薬だと言っていいと思います。
目次
トナカイ角末や鹿茸(ロクジョウ)の効果効能とは
トナカイ角末や鹿茸(ロクジョウ)には精力増強や精力アップに必要な成分がバランスよく配合されており、中でも25種類のアミノ酸やコラーゲン、カルシウム、リン、マグネシウム、コンドロイチン、アデノシンサンリン酸など多数の成分が含まれています。
ただ鹿茸(ロクジョウ)についてはまだ現代医学で解明されてない部分もあるという生薬になります。
ED対策の効果効能
トナカイ角末や鹿茸(ロクジョウ)を利用している人でED対策の効果があったという意見も数多くあります。鹿茸(ロクジョウ)の場合は生薬なので医薬品として扱われているので、サプリメントよりも効果や即効性が高いと考えられています。
血行促進効果がある
トナカイ角末や鹿茸(ロクジョウ)に含まれているコンドロイチンには血液の中に含まれているコレステロールや脂質を排出する作用があるので、それによって血液の流れがよくなり、血管の老化を防ぐこともできます。血液の流れが良くなるとペニスへも血液が流れやすくなるので、それだけ中折れや立たないなどの対策に繋がります。
滋養強壮効果がある
シカの角ということで滋養強壮効果があるのは有名です。アミノ酸やタンパク質などがバランスよく入っているので滋養強壮効果が期待できます。若いシカの角は骨密度が高いので、この骨髄に含まれている成分が滋養強壮などに高い効果を示すと言われています。
トナカイ角末や鹿茸(ロクジョウ)の副作用
トナカイ角末や鹿茸(ロクジョウ)は基本的にほぼ同じ成分ですが、どちらも過剰摂取には注意が必要です。
多く摂取すると、のぼせ感や、かゆみ、発疹や動悸などが起こるとされています。
とは言っても昔から中国で生薬として利用されているのでそこまで重篤な副作用は心配しなくてもいいと思います。
ただ妊婦や妊娠の疑いがあるような人が利用するのは避けたほうがいいと思います。あとは発熱している人なども利用しない方がいいみたいです。
トナカイ角末や鹿茸(ロクジョウ)のまとめ
トナカイ角末や鹿茸(ロクジョウ)はまだ解明されてない部分もありますが、含まれている成分をみると、アミノ酸やタンパク質など栄養素が豊富に含まれているので、滋養強壮や精力増強に大いに期待できるのではないでしょうか。
コンドロイチンなども含まれているので、関節痛や腎疾患などを改善する効果も期待できるので、中高年の精力増強ではこういった関節痛などにも効果が期待できるのは嬉しいですね。
利用する際には用量に注意しながら使うようにしましょう。